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そうだったの?江戸時代 産後75日は夜の営み禁止!夫は我慢の限界!江戸時代の夫婦のセックス事情

産後75日は夜の営み禁止!夫は我慢の限界!江戸時代の夫婦のセックス事情:2ページ目

いよいよ解禁日

ついに75日間の長い我慢の時間が終わり、待ちに待った76日目が訪れます。この76日目の解禁日をよんだ川柳はたくさん残っており、当日がいかに盛り上がったかを窺い知ることができます。(笑)

「いやと言わせぬは七十六日目」

これだけ長い間我慢してきたんだ!奥さんが何と言っても嫌とは言わせねえぞ!旦那さんのセックスに対する意気込みがすごすぎて、もはや荒い鼻息まで聞こえてきそうなほどです。

「鼻紙の用意七十六日目」

鼻紙というのは、ちり紙のことで、今で言えばティッシュですね。奥さんも夫の意気込みのことは分かっていますから、枕元にティッシュを用意して早めに寝床に入ります。そして2人は久々に想いを遂げ・・・。

「初物のように七十五日ぶり」

「つひぞない朝寝七十六日目」

あまりにも遅くまで盛り上がってしまったので、ついぞ今までしたことのないような寝坊をしてしまいましたとさ。めでたしめでたし。

参考文献:小栗清吾「男と女の江戸川柳」平凡社

 

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