なんて素晴らしいんだ♡花札を凹凸だけで表現した究極的にシンプルな「霞札-かすみふだ-」が素敵
日本で古くから親しまれてきた、日本独自のカードゲーム「花札」。
これまでJapaaanでも花札に関する話題を色々と取り上げてきましたが、今回紹介するのは、「霞札-かすみふだ-」というとってもステキなデザインの花札です。
それがこちら。
なんて美しいんでしょう!この作品を初めて見たとき”鳥肌ぶわっ”なりました!
この作品は田村(@Maybe_Tam_aosm)さんによる作品で、Twitterにツイートしたところ、またたく間に人気ツイートに。現在5500リツイート、1.6万いいねを超えています。
卒業制作で「色を使わない白紙の花札」をテーマに、『霞札-かすみふだ-』という作品を制作しました。大学の卒展で展示をしております。ぐっと近くに寄って見ていただきたい作品です。是非お越しくださいませ。
場所:静岡文化芸術大学 展示ホール
期間:2月15〜20日 10時〜19時
(最終日は15時まで) pic.twitter.com/jK3GrljW0E— 田村 (@Maybe_Tam_aosm) February 15, 2020
「霞札-かすみふだ-」は大学の卒業制作で、「色を使わない白紙の花札」をテーマに制作されたものなんだそうです。厚さ1mmの紙に一枚一枚エンボス加工をすることで、このような美しいデザインの花札が作られています。
絵柄をよく見ると、一般的な花札とは異なったデザインになっているがわかるでしょうか?霞札の絵柄は、花札のモチーフを折り紙で折ったよな形にアレンジされているんです。
花札のデザインは通常のものでも既にシンプルなのに、そこからさらにモチーフを簡略化し、そのモチーフを凹凸だけで表現するという、引き算思考の極みのような素晴らしいアート作品であります。
田村(@Maybe_Tam_aosm)さんの作品は2月20日まで、静岡文化芸術大学の展示ホールの卒展に展示されているそうなので、お近くのかたは是非チェックしてみてはいかがでしょうか?(期間:2月15〜20日 10時〜19時 ※最終日は15時まで)
Twitterでは製作工程や使用している紙の情報なども紹介されていますので、そちらも必見です!
田村さん (@Maybe_Tam_aosm) on Twitter