遂に商品化!世界初の担ぎ桶スタイルの電子和太鼓「TAIKO-1」をローランドが発売
2017年にローランドが突如発表した世界初の「電子和太鼓」。発表時は試作機段階でしたが、その後アップデートを重ね、イベントなどで演奏が披露されることもありました。
大幅進化です!ローランドによる新世代の和太鼓「電子和太鼓」がワイヤレス化&軽量化を実現!
昨年8月にローランドが突如発表した「電子担ぎ太鼓」。[insert_post id=59586]名前からもわかるようにこれは電子和太鼓で、太鼓芸能集団「鼓童」と共同で開発した電子楽器なので…
そんな電子和太鼓が遂に商品化!一般販売されることになりました。その名も、電子和太鼓「TAIKO-1」。
「TAIKO-1」は、ローランドと、太鼓芸能集団「鼓童」とが共同で開発した電子楽器で、打面を叩く位置や強さに応じて多彩な音を奏でる和太鼓特有の音色変化を再現します。
桶胴太鼓はもちろん、異なる種類の和太鼓や拍子木、さらには太鼓以外の打楽器の音色まで内蔵し、1台でさまざまな音色を使って演奏可能。
打面には、静粛性に優れたメッシュ素材を採用し、音の大きさを気にせず練習することもできます。充電式ニッケル水素電池(単3形×8本)での駆動にも対応しているから、自由に動きながら演奏することもできちゃいます。
「TAIKO-1」のスペック
- 外形寸法:430(幅)×430(奥行)×521(高さ)mm
- 質量 :4.5kg
- 電源 :AC アダプター(付属)もしくは、充電式ニッケル水素電池(単3形×8本)
和太鼓は日本各地の伝統的な祭りや寺社祭礼、学校教育などで用いられ、多くの方に親しまれている楽器ですが、演奏時の音量が大きく、本体のサイズや重さによって持ち運びに苦労しがちな和太鼓を個人で所有することは難しく、練習する場所も限られていました。
この様々な問題点を「TAIKO-1」が解決してくれることでしょう。電子和太鼓「TAIKO-1」は2020年夏に発売。価格はオープン価格で、初年度販売予定台数が1,000台とのこと。