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NHK大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」振り返り 雨を吹き飛ばした晴天の開会式、ブルーインパルスの五輪は?「いだてん」第46話振り返りと最終回予習

雨を吹き飛ばした晴天の開会式、ブルーインパルスの五輪は?「いだてん」第46話振り返りと最終回予習

開会式で成功したブルーインパルスの五輪、練習では一度も成功しなかった

組織委員会はブルーインパルスに開会式の演出を依頼しましたが、「五輪を描く」ことになったのはパイロットの松下治英さんの提案によるものでした。ここはドラマでも描かれたところ。「五色の煙を出しながら飛ぶのは芸がないから、どうせなら五輪の輪を描くのはどうだ」とつい「余計なこと」を言ってしまったと後に語っています。

実際にやってみると、条件もいろいろあって相当難しく、後悔したそうです。開会式本番では見事成功した演出でしたが、この成功は奇跡に等しかったとか。

前日の東京は土砂降りで、自衛隊の気象係も「明日は雨だ」と言ったので、パイロットたちは「明日は中止だろう」と高をくくっていたそう。その夜はブルーインパルスのメンバーたちとご飯を食べ、深夜1時まで飲酒してしまったそうです。「いだてん」では、薬師丸ひろ子演じる占いババアことバーのママの占いで「明日は雨」と出たため、まーちゃんたちが急いで彼らを帰しましたね。

翌朝、起きてみると予想外の快晴。天候の条件も良かったのでしょうか、今まで一度もきれいに成功したことがなかった五輪マークは、これ以上ないほど完璧に青空に描かれたのです。

次回、最終回の「時間よ止まれ」では、ブルーインパルスの奇跡はどのように描かれるのでしょうか。

参考:笹川スポーツ財団

 

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