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NHK大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」振り返り 東龍太郎、オリンピックのために医師から都知事へ。「いだてん」第40話振り返り

東龍太郎、オリンピックのために医師から都知事へ。「いだてん」第40話振り返り:2ページ目

オリンピックのために東京都知事に

人柄がよく、生真面目な正確だったという東龍太郎。なんとなく周りに押し上げられる形でIOC委員になり、オリンピック開催のために尽力することになりましたが、今度はさらに思いもしない舞台へ押し上げられます。

1959年、田畑政治から、「オリンピックのために東京都知事選に立候補してほしい」と頼まれるのです。

IOC委員や日本体育協会会長として活動してきたとはいえ、龍太郎は医師・学者です。今まで政治に関わろうなどと思ったことすらなく、むしろ政治には関わりたくないと思って生きてきた龍太郎。当然田畑の頼みに「うん」とは言えません。龍太郎の家族も彼の性格をよく知っていますから、猛反対して田畑に直談判しに訪れます。

しかし、この行動が逆に龍太郎に都知事選出馬を決意させることになったのはドラマの通り。オリンピックのために東京都知事になることを決意するのです。

こうして、見事都知事に就任した龍太郎は、1959年から1967年まで2期8年の間東京都知事を務めあげます。

とはいえ、政治は未経験の龍太郎。実は東京オリンピックの立役者となったのは副知事の鈴木俊一であるともいわれます。そのせいで、「東副知事・鈴木知事」と揶揄されることも。

3ページ目 都知事として水利政策に尽力

 

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