すぐ先延ばししちゃう人必見!徳川家康のブレーン「林羅山」のごもっともな教訓に耳が痛い…:2ページ目
「なぜ来年からなどと言うのだ。昔から『少年老いやすく、学成りがたし』と言うではないか。ひとたび男子が志した以上、今すぐにでも始めようではないか」
とかく日本人は「キリの良さ」を求めがちですが、それで決断や実行を先に延ばし続け、気づいたら何も成し遂げないまま年齢ばかり喰ってしまった……そんな先人たちの後悔を、羅山はたくさん見て来たのでしょう。
そんな教訓に心を打たれた得庵少年は、さっそく羅山による年越しオールナイトマンツーマン講座を受けることとなったそうです。
徳川家康のブレーンとして活躍した林羅山を一晩じゅう独り占めしてしまうなんて、至れり尽くせりですね。
……ところで、お互いに年末年始の予定は大丈夫だったのでしょうか。