「和食」のユネスコ無形文化遺産登録が大詰め。日本料理文化博覧会、開催
「和食」のユネスコ無形文化遺産登録が、大詰めを迎えています。
2012年9月には文化庁が日本の最優先審査案件として決定し、今年3月には「和食;日本人の伝統的な食文化」として、政府からユネスコに対し申請書も提出。12月には審査の末に登録の可否が決まるというから、かなり大詰めです。単なる生活者である我々人民としては、無形文化遺産になろうがなるまいが特に関係はなく、日々「味噌汁美味しいなあ」という話なわけですが、対外的には文化アピールや食材の輸出など、大きなポイントとなるそうです。登録されると、いいですね。
これ関連のニュース、京都に住んでると地元紙などで割とちょくちょく、目にします。「菊乃井」主人・村田吉弘さんが真面目にしゃべってるのを、よく見かけたりします。登録を政策提案したのが京都府なので当然といえば当然なんですが、京料理は正に和食そのものなわけですから、熱心になるのもまた当然というところでしょうか。
そんな熱心さを東京でも伝えようとしてか、京都府は農林水産省などと連携し、「日本料理文化博覧会~和食の未来に向けて~」を、10月10日にホテル椿山荘東京で開催します。
当日は、村田吉弘さんをはじめとする京都の料理人によるフォーラムが行われ、一般参加者向けの賞味会も実施。この賞味会では、京都の料理屋を中心とした若主人でつくる「京都料理芽生会」が特別な献立を組み、腕をふるうんだとか。
いいなあ。行きたいなあ。でも、一般参加者は事前に募集済みみたいなのです。おまけに、料金が15000円。うおう。でも報道関係は積極的に取材して欲しいそうなので、そっち関係の方々はうまく潜り込んで、目だけでもお相伴にあずかってみてはどうでしょうか。
日本料理文化博覧会(PDF) – 京都府
日本食文化を、ユネスコ無形文化遺産に。 – 農林水産省
日本料理文化博覧会 ~和食の未来に向けて~ – PRTimes