おぉこれはステキ!盆栽と鉄道ジオラマを融合させた「盆ラマ」の世界
懐かしさ感じる日本の風景が植木鉢の上に箱庭みたいに収まった、とっても魅力的なジオラマをご紹介します。「盆ラマ」は、鉄道ジオラマと盆栽が合体した、盆栽風の鉄道ジオラマです。京都市の鉄道ジオラマ工房を主宰する川上哲生氏によって考案され、ジオラマ界の新しいジャンルとして注目を集めています。
ちょっと懐かしい日本の風景が切り取られた、箱庭のようなジオラマと盆栽はよく似合います。鉄道模型は水気に弱いので、盆ラマには実際の盆栽ではなくジオラマ用の模型植物が使われています。
杉の木が植えられた作品と、石造りのホームと桜の作品は、手のひらに乗るほどのミニサイズ。1辺が6.5cmほどの小さな浅鉢の上に作られています。
岩と桜、レールがコンパクトに収まって、まるで日本庭園のようなワビサビが凝縮されています。
直径約28cmの大皿サイズは、車両付き。レトロな鉄道車両は大皿の中をくるくると実際に走行させることも可能です。
2017年4月27日から30日まで、さいたま市で開催される「世界盆栽大会」と同時期に、大宮高島屋1階 正面ホールにて、「盆ラマ」のフェアが開催されます。会期は2017年4月26日(水)〜5月2日(火)。会場では盆ラマの展示販売や、盆ラマ制作のパイオニア・川上哲生氏を講師に迎えて「盆ラマ」制作体験のワークショップも開催されます。
名品盆栽の聖地として知られる大宮の街をモチーフにした、オリジナルの“ご当地 盆ラマ”や、製作時のラフスケッチなども公開されます。
どこか懐かしい、郷愁あふれる日本の風景や駅のホームが味わい深い「盆ラマ」の世界を楽しんでみてください。
鉄道少年舎 = 盆栽風ジオラマ「盆ラマ」+鉄道ジオラマ製作工房