まさに文様の未来!先進的な文様の世界をビンビン感じる個展「西岡ペンシル 文様、楽園へ。」開催
Japaaanの記事で何度か紹介させていただいてるデザイナー・西岡ペンシルさんの個展が今年も開催されますよ!
2016年6月24日(金)〜7月6日(水)の期間、東京・代官山のGALLERY SPEAK FORで開催される個展「西岡ペンシル 文様、楽園へ。」では、架空のリゾート、想像上のパラダイスを主題とし、その中から着想した文様の世界を制作・披露する構成で、西岡さんの世界が広がります。
西岡ペンシルさんは広告やCF、ロゴマークなどのディレクションを行っているアートディレクター / デザイナーで、資生堂ザ・ギンザ「GINZA心粋COLLECTION」のキュレーションや私立恵比寿中学のアートディレクションにも携わっています。
着物に興味のある方であれば、その方面でも西岡さんの名前を聞いたことがあるはず。カレンブロッソの2016年の新作浴衣の図柄や、きものブランド「Elly & Oby」の図柄を手がけた方で、ご自身も京友禅悉皆屋の生まというルーツを持っています。
華麗な色彩がステキすぎる!カレンブロッソの2016年 新作浴衣・夏着物は「紅型」インスパイア
アートディレクター西岡範敏が創造する ”文様” の世界を展覧会で感じよう!
西岡さんが手がける文様には古来から伝わってきた日本的で古典的な雰囲気が感じられますが、言葉で「古典的」と言いまとめるには収まらないほどのオリジナリティと先進性が溢れています。そのデザインが日本の伝統と融合することで、未来の伝統的な分野はきっとより面白い方向へ向かっていくのでしょう。そんなことを妄想しているとトキメキが止まらない!
「文様、楽園へ。」では琉球王国がルーツの紅型(びんがた)をモチーフにしたオリジナル文様を中心に、細見美術館所蔵の若冲作品からインスパイアされたシリーズや武蔵大学へ託された朝田家コレクションの幕末〜明治の型紙を再構築したものなどが展示。
デザインに携わっている方々にとっては恰好のインプットの機会になると思います。また、オリジナル雑貨類も販売されるとのことで、扇子や浴衣などのアイテムも販売するそうですので、先進的な文様に触れたい方は是非とも。初日の2016年6月24日(金)にはギャラリートークも行われるそうなので要チェックです。
西岡ペンシル 文様、楽園へ。
会期 : 2016年6月24日(金)~ 7月6日(水)
開館時間 : 11:00~19:00 最終日のみ~18:00 木曜休廊
ギャラリートーク : 2016年6月24日(金)18:30~19:00
作品解説=西岡ペンシル 聞き手=里山拓斗(スタイリスト)
GALLERY SPEAK FOR|ギャラリー スピーク フォー