史実にはない?清少納言との出会い。大河ドラマ「光る君へ」2月11日放送の気になるトピックを振り返り!
突如として持ち上がった藤原道長(柄本佑)の婿入り話。それぞれ思惑は違いながら、父・藤原兼家(段田安則)と姉・藤原詮子(吉田羊)が時間差で源倫子(黒木華)との縁談を持ちかける展開は面白かったですね。
一方まひろ(紫式部/吉高由里子)は兼家ら右大臣家に対抗するため、源倫子を通じて源雅信(益岡徹)の左大臣家に接近していきます。
また朝廷では花山天皇(本郷奏多)の側近である藤原義懐(高橋光臣)・藤原惟成(吉田亮)一派が右大臣家排除の動きを見せ、これを案じた藤原道隆(井浦新)は漢詩の会を通じて若い俊英らを懐柔していました。
漢詩の席に現れたのは、もう一人の才女・ききょう(清少納言/ファーストサマーウイカ)。初対面からいきなりまひろにちょっかいをかけます。
そんな中、内裏では藤原忯子(井上咲楽)が身籠ったままお隠れになり、事態は急変するのでした。
……NHK大河ドラマ「光る君へ」今週も政治的な動きが見られて面白かったですね。
特に道隆の「力づくで抑えれば若者は反発する。日ごろの努力や才覚が認められる場をつくるべき」という発想は、とても人心の機微を得たものと感じ入ります。
しかしその陰には、人間扱いされない無数の庶民が、地べたを這いつくばっている現実がありました。
それでは今週も、気になるトピックを振り返って行きましょう!
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