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素足で走った村田富江のモデル、テニスプレーヤー・田村富美子のスポーツ人生!「いだてん」第22話振り返り:2ページ目
金栗四三との出会い
富美子はドラマと同様、医師の父を持っていました。父と同じく医者である祖父に養育されましたが、ドラマと違うのはスポーツをすることを反対されなかった、ということでしょうか。むしろ祖父は丈夫に育ってほしいと積極的にスポーツをさせたようです。
富美子がテニスと出会ったのは小学6年生のとき。金栗との出会いよりも先にスポーツの楽しさを知っていたのです。富美子は東京女子高等師範学校附属高等女学校に進み、軟式テニスに明け暮れました。
金栗と出会ったのは大正9年のこと。当時竹早で教師をしていた金栗が、富美子のいるお茶の水女子高師附高女にスポーツ好きの女学生数人を連れて行ったときのことでした。ドラマのようにがっつりと先生・生徒という関係ではなかったようです。
ただ、金栗が女学生たちから「パパ」と呼ばれていたのは史実だそうですよ。
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