平安時代から重宝されてた赤紫蘇の脅威のパワー!酢とのコラボで健康やダイエットにも最適なんです:2ページ目
赤紫蘇の効能って?
日本でも平安時代から栽培されて重宝されてきた紫蘇ですが、それは香りがよかったから、という理由だけではなさそうです。では、昔の人は紫蘇の何がよくて大切に育ててきたのでしょう。
それは、おそらく、昔から人々が、赤紫蘇のもつすごい効能に気が付いていたからだと思われます。
もともと紫蘇は、ヒマラヤやビルマなどが原産地で、日本には、中国を経由して入ってきたと言われています。中国では、食中毒を起こして死にかけていた人々が紫蘇を食べて生き返ったという言い伝えがあって、「紫蘇」という名前の由来はその蘇生力にあると言われています。
実際に紫蘇には、カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、鉄分、そしてカリウムが豊富に含まれているだけでなく、ペリルアルデヒド(シソアルデヒド)という成分が含まれています。これは紫蘇の香りの成分で、強い防腐・殺菌作用を持っているので、お弁当シートなどに使われています。
これに加えて赤紫蘇に含まれているロズマリンというポリフェノールは、強力な抗酸化作用を発揮し、さらに、肝臓の解毒機能を促進してくれる成分だ、と考えられています。
そういった紫蘇の効能から、紫蘇ジュースを作る人も増えているようですが、それよりもおススメしたいのが、紫蘇酢なのです。