商売繁盛に千客万来!馬を左右逆に書いた将棋駒「左馬」はなぜ縁起が良いとされているのか?:2ページ目
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他にも、「左馬の下の部分が財布のきんちゃくの形をしており、口がよく締まって入ったお金が散逸しない」ことから富のシンボルであると考えられたり、「普通馬は人に引かれるものであるが、逆に馬が人を引いてくる(招き入れる)」ということから、千客万来の縁起物とされています。
「乗馬」を関連付けて考えられ、「左馬」を持つ者は競馬に強いとも解釈されています。
平成28年、天童市は、従来の伝統的な技術に、先進的なデザイン性・インテリア性を取り入れ、まったく新しい現代風の左馬のインテリアを開発しました。
その名も“MAIZURU”。世界的デザイナー奥山清行氏のデザイン・監修の下、天童木工と駒職人・高橋稚山(ちざん)氏と天童市の優れた技術の結集により完成した逸品です。
現在、MAIZURUは、意匠登録の手続が完了し、天童駅隣接のターミナルビル「パルテ」にある観光物産センターにおいて展示されており、また一般社団法人 天童市観光物産協会を通じて購入することもできます。
外国人観光客にも、人気が出そうな商品ですよね。
参考:天童市公式サイト
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