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明智光秀を取り巻く女性たちを紹介♡大河ドラマ「麒麟がくる」のヒロイン事情を先取り!

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まるで王侯貴族のよう…光秀の娘達は宣教師も絶賛した美女揃い

光秀を囲む女性達、最後は彼の娘達を紹介します。光秀の娘と言えば細川忠興に嫁いだガラシャ夫人が有名ですが、光秀には煕子(一説には側室もいたとされる)との間に数多くの娘がいました。

光秀の娘については『明智軍記』と言う書物では4人、『明智系図』では7人と記録に差異があるものの、いずれも光秀の縁戚や家臣、ないしは有名な武家に嫁いでおり、当時の習慣とは言え政略結婚で父を助けていたことを伺わせます。

なお、ガラシャの姉妹だけあって彼女らも美しさは備えており、宣教師ルイス=フロイスは光秀の娘や息子達の美しさを褒め称え、まるでヨーロッパの王侯貴族のようだと本国に伝えました。

実際、母の煕子は天然痘になる前は美女として知られていましたし、光秀も残されている肖像画では端正な風貌をしているので、才色兼備の両親から美貌の遺伝子を受け継いだ姫達にぞっこんな武将も多かったことでしょう。

如何でしたか?明智光秀と言えば主君に背いた逆賊、もしくは保守的で冷たい印象が今でも広く流布していますが、多くの女性から助けを得て英雄となった愛情深い男性でもあったことが証明されつつあります。

「麒麟がくる」で光秀を支えた女性達はどのようにして登場し、活躍するかは分かりませんが、本稿が来年の大河ドラマを楽しむ上での一助となれば幸いです。

 

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