あなたの住む地域の瓦は何色?地域によって”赤い瓦”が主流の場所があるんです。でも何故?:2ページ目
日本海側に多い赤瓦
一般的な瓦の色といえば黒(グレー)です。古くからある寺社仏閣も黒がほとんどですよね。でも、住宅を見ると、日本海側の地域には赤い瓦の家が多いことがわかります。
これはなぜなのかというと、地域の気候が関係しているといわれています。とくに赤瓦で有名な石川県の加賀や山陰地方の島根県は、日本海に面していて冬はとても寒くて積雪が多い地域です。
赤瓦は通常の瓦に比べて高温で焼かれていて、耐久性が強いのです。そのため、積雪にも耐え、凍結にも強い瓦として日本海側の地域でよく使われているそう。