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NHK大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」振り返り 「いだてん」第10話振り返り。オリンピック開会式のプラカード「NIPPON」表記はストックホルム大会だけ

「いだてん」第10話振り返り。オリンピック開会式のプラカード「NIPPON」表記はストックホルム大会だけ

オリンピック史上唯一の「NIPPON」表記はどうやって決まった?

その場にいたメンバーで相談し、「やっぱり国際大会だし、JAPANでいきましょうか」と話が進みかけていたところで、四三が待ったをかけました。「日本は日本しかあり得ない!」と断言し、その場で紙に「日本」と書いて掲げます。

こうして、オリンピック開会式の行進では「NIPPON」のプラカードが掲げられることになったのです。

実際の写真を見てみましょう。三島弥彦の持っている国旗にちょっと隠れていますが、「JAPAN」ではなく「NIPPON」と書かれていることがわかりますね。

ドラマのように金栗四三は漢字表記の「日本」を推したようですが、「やはり国際大会だから」と大森兵蔵は「JAPAN」を推して対立。間をとって団長の嘉納が「NIPPON」にしようと決めたのだとか。

「にほん」?「にっぽん」?正式にはどっち?

ところで余談ですが、「日本」の読み方には「にほん」と「にっぽん」の二種類がありますよね。言いやすいので「にほん」と読むことが多いかと思いますが、どちらがより古い読み方かというと「にっぽん」です。そのため、公式な場では「にっぽん」と読むのがいいようです。

よく聞いてみると、オリンピックなど、国際大会のアナウンスでも「にっぽん」と読まれています。

 

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