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みんな何気なしに使ってる?江戸時代から引き継がれてる「江戸ことば」の特徴とは?

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「しゃ、しゅ、しょ」「じゃ、じゅ、じょ」

そうそう、江戸ことばは「しゃ、しゅ、しょ」「じゃ、じゅ、じょ」もことばは、はっきりと発言しません。

おなじみの「新宿」は「しんじく」、「お師匠さん」は「おしさん」まで短縮されました。なのに、「」は「さけ」と言わず「しゃけ」と呼んでいたそう。

これにはいくつかの説があり、ほかの地域が「さけ」と呼ぶからとか、「酒」と呼び名を区別するから、とか言われていましたが、真相は定かではありません。

かつて「坊ちゃん」の意味は違った

また、今も使われている江戸ことばの中に、言葉の意味はかつてと変わっているものがあります。「坊ちゃん」という言葉も、その一つ。

今は、いいところの世間知らずのお坊ちゃんという意味ですよね。ところが、かつては、女の子にも「坊ちゃん」と言っていたとのこと。なぜ、女の子なのに?と思うのですが、そもそも「坊ちゃん」は髪型から生まれた言葉なのだそう。

江戸時代の子供の髪型は、「前髪を伸ばし後ろ髪はちょっとだけ伸ばして束ね、頭頂部は剃る」のが定番スタイル。その髪型が、坊さまと親しまれる僧侶に似ていたので、「坊ちゃん」と呼ばれるようになったのです。

このほかにも、今でも使われている江戸ことばはいっぱい。ことばのルーツを調べることで、当時の様子が垣間見えますね。それにしても、江戸っ子はほんとにせっかちですねぇ。

参考文献:知って合点 江戸ことば

 

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