浴衣の柄には意味があるの、知ってましたか?

ぽん

梅雨が明け本格的に夏が到来すると、夏祭り・花火大会…いろんな場所で浴衣を着る機会が増えてくると思います。

最近は色も柄も豊富で様々な浴衣が出回っていますが、「古典柄」と言われる柄には意味があることを、皆さんはご存知でしたか?

 

『水仙』…気高い知性美の象徴です。

 『菖蒲』…同じ読み方の「勝負」から必勝祈願、「尚武」から礼儀正しさを表しています。

『牡丹』…富貴を表し、百花の王とされています。

『蝶々』…「蝶」を「長」にかけ、長寿祈願を表しています。

 『扇』…逆さまにすると末広がりになり、物事の発展を表しています。

 『束ね熨斗』…不老と長寿を表しています。また、末永く結ばれる象徴でもあります。

 『孔雀』…強い生命力を持つため長寿祈願を意味しています。

 『麻の葉』…麻は真っ直ぐに育つので、健やかな成長を祈願しています。

 

このほかにも、『うさぎ』は跳ねる様子から、飛躍・出世の願いが込められており、『とんぼ』は前にしか進めないことから、武士の間では「勝虫」と呼ばれ、縁起の良いものでした。

新しいファッションを取り入れるのも楽しいものですが、浴衣の柄に願いを込めてみるのも楽しいのではないでしょうか。

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