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少女〜吉原を知り尽くす姐さんまで。吉原遊廓にいた花魁とその周りの女郎たち

少女〜吉原を知り尽くす姐さんまで。吉原遊廓にいた花魁とその周りの女郎たち

振袖新造

女郎には水揚げという、男性客とはじめて床入りする儀式があります。振袖新造は、まだ若く水揚げをする前の見習い女郎を指しました。水揚げの年齢は時代背景や見世ごとで違うので一概には言えませんが、だいたい16~17歳くらいとすると、振袖新造は13~15歳くらいでしょうか。

名前の通り、花魁道中では振袖を着て姐さんである花魁につき従います。姐さん女郎の座敷に一緒に上がったり、三味線の稽古を見てもらったりして、女郎の見習いとして日々学んでいったのです。

ちなみにこの振袖新造の中で将来有望な子は、楼主が見込んで売り出し、初めて客を取る時には「突き出し」といって花魁道中のように華やかな道中をしました。当然豪華な衣装をまといましたが、その費用の捻出などはすべて姉女郎が面倒を見ました。


画像:作・十返舎一九/絵・喜多川歌麿「青楼抄年年中行事 新造突出しの図」国立国会図書館蔵

3ページ目 吉原遊廓の勝手を知り尽くす番頭新造

 

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