もうすぐ2月に入りますが、2月の行事といえば節分、とともに「そろそろ雛人形だそうかな…」な時期でもあります。近年ではネットなどでユニークな変わり雛が話題になることも少なくありません。
今回紹介する雛人形もなかなか面白い!面白いといいますかかなりスタイリッシュに仕上げられていますよ。愛知県で日本人形の製作を手がける「espiegle(エスピエーグル)」の作品です。
これはかなり前衛入ってますね!
espiegleは日本の伝統である雛人形に、これからの次代に向けた新しい解釈による変化をもたらしたいという考えから、この作品を発表しぜんえいたとのこと。
タータンチェックかわいい〜!
見た目の斬新さが際立ちますが、衣装の生地には伝統的な織物である大島、友禅、結城、黄八丈などが使用されており、革新性と古来からの日本の伝統工芸とをつないでいます。
雛人形のサイズは「小三五(こさんご)」(男雛 W200×D160×H130mm、女雛 W240×D180×H120mm)というサイズで作られており、これは現代の雛人形では殆どないサイズなんだそう。近年の住宅事情を考慮してこのサイズ感にしたとのこと。
そしてなんといっても振り切った感が全面に出ているのが雛人形のお顔。どの人形もあえて表情はつくられておらず、カラフルな色味が強烈なインパクトを残します。カラーバリエーションは黒、白、赤、青、黄、緑、オレンジ、紫、ピンク、クリアの10色から選べるそうです。
2月7日(水)〜13日(火)まで伊勢丹新宿店での展示も行われるそうなので、見たことのない新しい雛人形をお探しの方は足を運んでみてはいかがでしょう。