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何かと話題の大相撲。渦中のアノ親方たちの輝かしい現役時代を紹介

何かと話題の大相撲。渦中のアノ親方たちの輝かしい現役時代を紹介:3ページ目

伊勢ヶ濱親方(元63代横綱・旭富士)

「日馬富士の師匠」として知られる伊勢ヶ濱親方は、青森県西津軽郡出身の横綱。

中学・高校時代から相撲で活躍し、相撲の名門である近畿大学に進学しましたが、合宿所での生活に馴染めずに退部。大学も退学して、一時は故郷の青森に戻っていました。大学は、後に通信教育部に再入学して卒業を果たします。

その後、当時の大島親方からのスカウトを受け、創設1年の大島部屋に入門。幕下付出の基準を満たす前に大学を中退していたため、20歳で番付外の前相撲からスタートという、異例の相撲界デビューでした。

入門した1981(昭和56)年の3月場所までは本名の「杉之森」を四股名にしていましたが、その次の5月場所からは「旭富士」に改名。

持病の内臓疾患に苦しめられながらも、1990(平成2)年に横綱に昇進しました。

最終的に優勝は4回、横綱在位9場所の「短命横綱」でしたが、親方となってからは、伊勢ヶ濱部屋から元横綱・日馬富士、従兄弟の子供である安壮富士・安美錦の兄弟をはじめとする関取たちを輩出しています。

平成生まれの世代には、話題の親方たちの現役時代にはあまり馴染みがないという方も多いかもしれませんね。親方たちがそれぞれの個性を生かして活躍した力士時代も、なかなか面白いものですよ。

 

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