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壮絶すぎる…江戸時代の出産が超命がけ。恐るべし江戸時代の母ちゃん!

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産後

お産を終えても、女性には辛い日々が続きました。「貴女至宝大全活用姫鏡」(明治19年、伴源平著 国会図書館蔵)によると、産後は「七夜は床を離れるべからず」。


産後の女性は、図のように頭を高くした布団や産後専用の椅子に座らされて、七日間眠ってはいけなかったといいます。しかもその間、「風に当たってはいけない」「熱があれば腰湯にも浸かってはいけない」「驚いたり怖がる事があってはいけない」「泣き悲しむ事はいけない」「飽きたり、飢える事があってはいけない」「生魚は食べてはいけない」「爪楊枝で歯をつついてはいけない」「爪を切ってはいけない」「水で手足を冷やしてはいけない」「汗をかいてはいけない」・・・じゃあどうすりゃいいのよ!と思わずツッコミたくなる禁止事項の多さ。

とにかく心身に些細な刺激も与えてはいけないと信じられていたようです。産後に食べていいとされていたのは主におかゆ。それも少量で、大食はいけないとされていました。

椅子に座らされている産後の女性の前に、しずしずと少量のおかゆが運ばれてくる図。心なしか、女性の顔が幽霊のように呆然としている気がします。

こちらの女性は頭を高く保ちながらも、もうぐったりのご様子。本当に、お疲れ様でした!

画像出典日本産科叢書(国会図書館蔵)

 

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