え!?包丁、暦、めがねまで?上野恩賜公園の不忍池で「供養塔」巡り:2ページ目
2ページ目: 1 2
ビックリ!珍しい供養塔
まず目についたのは「包丁塚」。
食べられる生き物の霊を悼むだけでなく、それを料理する包丁も手厚く供養しようというのは、粋な計らいです。
日時計のような形のオブジェは「暦塚」。
「全国カレンダー出版共同組合連合会」という刻印が見えます。
そしてこちらは「めがね之碑」。
このめがねのレリーフは、なんと徳川家康が使用していためがねがモデルなのだそうです!
これらの「物」の供養塔に共通するのは、「日頃使用している物への感謝の気持ち」です。
私達1人1人が物や食べ物の供養塔を建てることは、なかなかできるものではありません。
しかし、日頃何気なく使用している物や食べ物のありがたみを感じ、感謝することは、今すぐにでもできることです。
上野公園へ行く機会があれば、是非とも先人達を見習い、様々な「物」への感謝の気持ちを新たにしてみてはいかがでしょうか。
ページ: 1 2