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徳川将軍たちはどんな人だった? 後編:8代・吉宗から15代・慶喜まで

徳川将軍たちはどんな人だった? 後編:8代・吉宗から15代・慶喜まで:2ページ目

12代・家慶

家斉の嫡男の家慶(いえよし)は、45歳で就任。老中・水野忠邦を信任して、天保の改革を進めるものの、上手くいかず罷免します。在職期間中にペリーが来航。61歳のとき、病没しています。

13代・家定

家定(いえさだ)は29歳で就任した、家慶の息子。病弱で癇癪もちな上に奇行も目立ったようです。よくいえば自由奔放ですが、周囲の人々は振り回され大変だったのでは。体が弱かったためか、35歳という若さで生涯を終えます。

14代・家茂

家定は子供が望めなかったため、家斉の孫・慶福(よしとみ)が家茂(いえもち)と改名し、13歳のときに就任します。時代は倒幕にむかって流れ始めており、家茂は辞表を提出したほど。結局受け入れられなかったのですが、自ら辞職しようとしたのは、歴代将軍初でした。享年21歳。

15代・慶喜

徳川幕府最後の将軍が、慶喜(よしのぶ)です。一橋家を継いでいましたが、家茂の病没により29歳のときに将軍に就任。大政奉還を行い、鳥羽・伏見の戦いに敗れたのち謹慎生活に入り、こうして徳川幕府は300年の歴史に幕を閉じます。最長寿の77歳で没した慶喜は、豚肉が大好きだったため、豚一というあだ名がつけられていたそう。

15人の歴代将軍を駆け足でご紹介しました。将軍様も様々な方がいらっしゃいますね。

 

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