浅草に振袖さん♪ 宴席に華を添えたい時は「振袖さん」でおもてなし:2ページ目
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他の花街の女性とは決定的に違うこと
「振袖さん」が他の地域の花街の女性達と大きく違うのは、「株式会社浅草観光振袖学院」に「社員」として所属し、浅草の地域活性化のために働いているという点です。
一般的な芸者さんは置屋に籍を置いてはいるものの、頂いた花代(ギャラ)が全て自分のものになる代わりに、着物などの必要経費は全て自分持ちの「個人事業主」です。一方、振袖さんの給料は月給制で、ボーナスも2年目以降は年2回、その他に諸手当も付くなどの点も、「社員芸者」らしいですね。
振袖さんになるためには、高校卒業以上で18歳以上23歳までの、健康な女性であること、未婚であること、25歳が定年、タトゥーは一切不可、短期不可など、いくつかの条件があります。
通常は16時くらいに出勤して、最長22時くらいまでお座敷を勤めますが、午前中やお昼に仕事が入る場合もあり、昼・夜と仕事が続く場合もあります。
他の花街の芸者さんと同じように、振袖さんも日本舞踊、茶道などのお稽古を欠かさず受けています。お稽古は社員として在籍している間はずっと継続しますが、お稽古代は全て会社が負担してくれます。化粧品や着物も会社から貸与されるということですので、安心して芸を究め、お座敷に上がれる制度になっているのです。
京都の花街などは「一見さんお断り」と敷居が高いところが多いのですが、振袖さんはどこにでも1名から来てくれます。宴席に華を添えたい皆さんは、是非一度、振袖さんのおもてなしを楽しんでみてはいかがでしょうか?
画像出典:株式会社 浅草観光振袖学院 公式HP
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