まさかの普通に書店で購入!真田信繁の書状原本が約100年の時を経て発見される
先日、作者不明の6枚の絵画が葛飾北斎の作品だったという新発見をお伝えしましたが、
北斎の作品だった!作者不明の6枚の絵画が浮世絵師・葛飾北斎の作品だったことが判明
オランダのライデン国立民族学博物館所蔵の6枚の絵画作品はこれまで作者不明とされていましたが、調査の結果、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎が描いた可能性が高いことがわかりました。[caption i…
今週もまたまた素敵なニュースが飛び込んでまいりました。NHKニュースによると、現在放送中の大河ドラマ「真田丸」の主人公である真田信繁(真田幸村)が記した書状の原本が約100年ぶりに発見されたそうです。
発見された書状は信繁の直筆で、内容は義理の兄の小山田茂誠に宛てられたもの。書かれた時期は特定されていませんが、その内容は信繁自身の年老いた姿を嘆く様子が綴られているそう。
また、「去年から急に老け込んでことのほか病気がちになり、歯も抜けてしまい、ひげも黒いところがなくなってしまいました」と自身の老いた姿を嘆く様子もつづられています。
NHKニュース
今回発見された原本は驚くことに三重県の男性が古書店で購入したものなのだそう。慶應義塾大学の非常勤講師の丸島和洋氏が鑑定を行ったところ、筆跡、花押、紙の質などから信繁の直筆と判断されました。
発見された書状の写本に関しては東京大学史料編纂所が所蔵していますが、原本は大正3年以来行方不明となっていました。
歴史上の重要人物の直筆の書状が古書店で売られていたこと自体驚きですが、まだまだこういった歴史的な価値のある古文書は書店に隠れているのでしょうね。