可愛すぎる猫のしわざ!湯築城跡から出土したネコの足跡がくっきりついた土器が話題
湯築城跡で出土した、ネコに踏まれてネコの足跡がついてしまった土師器(はじき)の破片が話題になっています。
湯築城跡で出土した、ネコに踏まれてしまった土師器の破片。「ああああ、ちょっ、おまっ」っていう当時の人の声が聞こえてきそう。 pic.twitter.com/4zIqk1hp2s
— Rei(Pero) (@R_Perokun) 2016年5月8日
おぉ!想像以上にこれはくっきり!
湯築城跡は愛媛県松山市の県立道後公園内にある河野氏の日本の城跡で、現在も掘りや土塁が確認できます。同公園内には資料館が設けられており、今回話題となっている土器は資料館に展示されています。
土師器(はじき)とは奈良・平安時代あたりまで生産された、弥生式土器の流れを汲む素焼き土器のことで、おそらくこのネコの足跡は、土器の製作途中に猫に踏まれてできたものだと見られています。
@R_Perokun 今さらですが説明文も付けておきます。湯築城跡は道後温泉から歩いてすぐのところです。 pic.twitter.com/XqLPCpZbHd
— Rei(Pero) (@R_Perokun) 2016年5月8日
城跡から出土したということはこの土器はちゃんと製品として持ち込まれたものであり、そうなると当時の人たちもこの偶然から生まれたユニークな土器を楽しんでいたのかもしれませんね。
この猫の土器が展示されている展示施設は無料で入ることができますのでお近くの方、または近郊に観光に行かれる方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。