おいしいものが嫌いな人ってちょっと想像がつきませんよね?とみに現代は美食ブーム。旬のおいしい食べ物を味わうことが趣味や楽しみという「食べることが大好き」な方も少なくないでしょう。
そんな方にお勧めしたいのがこの「味のカレンダー」。「上質な食を食文化を追求する、食通のための月刊誌」とのキャッチコピーで昭和43年創刊から続いている食の専門誌、味の手帖が毎年販売しているものです。
食通のためといっても、鮮やかな写真などを使用したガイドのようなものではありません。日めくりタイプのカレンダーの一枚一枚に野菜や果物、魚介類、肉などの、四季のある日本ならではの季節の旬の素材や料理を味わい深いイラストとコラムで紹介しているのです。
ボリューム満点のコラムは雑学書として読みでもボリューム満点。そろそろたけのこの季節だな、とか、この食材にはこんな意味があったのか、など、昨今SNSにあふれる鮮やかな食べ物の画像やお店情報とはまた違った”日本の食の楽しみ”を改めて気づかせてくれることでしょう。
モノクロで描かれたちょっぴりレトロなイラストは、和室はもちろんどんな部屋においてもしっくりマッチします。リビングにおけば、「今度の週末これを食べにいこうか」なんて家族のコミュニケーションに一役買ってくれるかもしれませんね。
食べることは日常の一部。新しい年に向けて、そんな毎日の食を上質にしてくれるカレンダーはいかがですか。