【ブラッサム】初恋の代償は「退職と絶縁状」…島村先生(工藤阿須加)モデルとの熱愛に散った宇野千代の実話:4ページ目
職を失い初恋も終わる
諭旨免職になった宇野千代は、人の噂を避けて朝鮮の京城(ソウル)に渡りました。女学校時代に目をかけてくれた女性の恩師を頼ってのことでした。
ソウルからは佐伯先生に、毎晩長い手紙を書いたそうです。
京城では家政婦のような仕事をしながら、毎夜、男にラブレターを書いていた千代。しかし、男からは絶縁状を突きつけられてしまいます。気が動転した千代は、すぐさま帰国し、男の転任先だった山奥の小学校を訪ねます。しかし、男に冷たくあしらわれ、失恋を痛感。(「おいでませ山口へ」作家・宇野千代とは?)
一目惚れした真剣な初恋は、相手からはっきり決別を告げられ失恋で終わってしまいました。
二度目の夫と運命的な再会
けれどその後、宇野千代は、最初の夫(10日ほどで結婚生活が終わった従兄)の弟と、運命の再会をします。京都の第三高等学校に通っていた弟が、帰省していたときに会い、懇意になり京都に行き同棲。その後、再婚します。
最初の夫の弟との再婚に関して、以下の記事で詳しく紹介しています。
【ブラッサム】最速離婚した夫の弟が「2度目の夫」に!史実での再会と同棲、モデル・宇野千代が辿った波乱の愛
ドラマでは、その弟は木村保(金子大地)で、保のモデルは、宇野千代の実母の姉の息子「藤村忠」とされています。(『生きていく私』などでは「藤村悟」の名前で登場)
「ブラッサム」では、相思相愛になりそうな珠と島村先生の関係の発展と別離、そして、二度目の夫となる従兄弟との運命の再会はどのように描かれるのでしょうか。楽しみですね。
「ブラッサム」に関しての話題はこちらの記事でも紹介していますので、合わせてご覧ください。
14歳で初婚、結婚4回…朝ドラ『ブラッサム』石橋静河が演じるヒロインモデル・宇野千代の激動の生涯
【ブラッサム】最速離婚した夫の弟が「2度目の夫」に!史実での再会と同棲、モデル・宇野千代が辿った波乱の愛
参考:
・「生きていく私」角川文庫 宇野千代
・おいでませ山口へ「作家・宇野千代とは?波乱万丈な生涯と故郷・岩国で育まれた人生観」
・創立者越原春子および女子教育に関する研究「大正期の小学校女性教員論」氏原陽子
・国立国会図書館「本の万華鏡」めーきゃっぷ今昔-江戸から昭和の化粧文化- 第2章明治、大正、昭和の化粧
・立憲的教育施設の実際 西川三五郎)

