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『ブラッサム』良妻賢母に抗う同級生・角田忍に絶賛の声!その魅力や実在モデル、宇野千代との関係を考察

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実際に同人誌を作っていた宇野千代

珠のモデル・宇野千代も実際に同人誌を作っていましった。

16歳 大正2年 (1913)
父俊次が病没。文学に興味を待ち始め、変名で「女子文壇」などの雑誌に投稿。文学サークルを始める。(宇野千代のこと「宇野千代年譜」宇野千代生家)

千代は、岩国高等女学校在学中に『海潮音』という同人誌を作っていたそうです。さらに、17歳で卒後後にも『海鳥』という同人誌を発行しています。

1914(大正3)年、岩国高等女学校を17歳で卒業した千代は、川下村尋常高等小学校の代用教員になりました。仲間とともに同人誌『海鳥』を発行するようになったのもこの頃だそうです。

ドラマでは、忍と珠の付き合いは卒業後も続くよう。

NHK「ブラッサム」の公式サイトによると、

大正3年、尋常小学校の代用教員として働くことになった珠を訪ねてきた忍は「婦人記者になるために東京に行く」と宣言。珠はそれにおおいに刺激されることになるようですが。

とのこと。

珠も父から解放され、婦人記者になるという忍の行動力に刺激を受けて、狭いカゴから解き放たれた鳥のように、自由に社会に羽ばたいていくのでしょうか。

同級生・角田忍のモデルは?

珠のモデル・宇野千代の同級生が婦人記者になったという記録はないようです。

実際に、明治後期からは婦人記者が登場し始めたそう。けれども、大正初期でも、各社に数人程度のごく限られた存在だったそうです。

新聞社はほぼ完全な男性社会で、女性が入社すること自体が珍しかったよう。

もし、採用されても本格的な政治・社会報道の第一線に立つのは難しく、雑用や家庭・女性向けの軽い記事を任されることが多かったそうです。

社会部や政治部の男性たちが、世間を揺るがすスクープや他社と競争しながら一刻を争う情報合戦を行う横で、いつ掲載されてもいいようなものを書く日々……。まさに「号外に関係ない」仕事に追いやられているのが婦人記者だった。(明治大正昭和 化け込み婦人記者奮闘記 平山亜佐子 著)

男性社会の中で体を張った取材や独自の視点で記事を書き、後の女性ジャーナリストの道を切り開いた存在となる婦人記者として活躍した実在の女性もいます。

同人誌を学校側に捨てられ、そのとき「何も言い返せなかった自分が悔しい」と言った忍に、婦人記者はぴったりの仕事ですね。

忍が無事に婦人記者になり、女性に対する社会の理不尽さを「ペンの力で変えてやる!」と頑張って欲しいな…と想像してしまいました。

これから、宇野千代との接点など、史実とドラマの共通項がストーリーに登場してくれば、より人物像が輪郭が明確になっていくのでしょう。

※関連記事:

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参考:
・男女共同参画局「高等女学校における良妻賢母教育」
・内閣府男女共同参画局「男女共同参画白書 令和4年版」
・日本ペンクラブ「電子文藝館」元始女性は太陽であった
・おいでませ山口へ「作家・宇野千代とは」
・NPO宇野千代生家
・明治大正昭和化け込み婦人記者奮闘記 平山亜佐子

 

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