オリオン座が古代日本・ヤマト政権を作った!?博多から大阪へ繋がる「三つ星信仰」の足跡
最初の交易ルート
古代日本の文化・文明の中心となったヤマト政権の成り立ちについて、交通網の観点からその起源を探る説があります。
古代日本では、現在のような道路網が整っておらず、北九州と朝鮮半島南部を結ぶ海路が最初の交易ルートとして発達しました。海路の方が安全だったのです。
一方、朝鮮半島南部では、鉄の採取と製鉄技術が進んでいました。このため北九州の人々は鉄を求めて海路を開きます。そうすれば人の往来も発生し、半島側からも渡来者が増えていきました。
鉄製の農具は農業の生産性を高め、その結果、北九州では富を蓄える人々が現れます。さらに半島側でも、より大きな利益を求めて移動する集団が出てきました。
ここで問題になるのは、航海そのものにまつわるリスクです。朝鮮半島から北九州へ向かう船は、対馬海峡で鹿児島方面へ流されることがあったのです。
よって航海者たちは、海上で進む方向を知るための目印を必要としました。そこで選ばれたのが星座です。
