【豊臣兄弟!】美少年・森乱(蘭丸)は実際に強かった!?「安土相撲大会」に隠された“権力誇示”の真実:3ページ目
指名された長老格の重臣3人とは
「豊臣兄弟!」第25話『変事の予兆』では、安土城完成の祝宴というおめでたい席で、信長が相撲をとるように指示。
若き近習・森乱の相手に、なぜか長老格の重臣を指名するようですが……。
指名されたのは、林秀貞(諏訪太朗)、佐久間信盛(菅原大吉)、安藤守就(田中哲司)という、織田家を長年支え続けてきた重臣たち。
▪️林秀貞(はやしひでさだ)
生没年は不詳で、信長に仕えた重臣の中でもあまり知られていない存在ですが、信長の父・信秀の代から仕え、若き日の信長の教育係も務めた家臣です。
弘治2年(1556)、秀貞は柴田勝家らとともに、信長の弟・信行を擁立し信長に反旗を翻すも敗北。けれども、その後信長に許され、外交や行政面で活躍しました。
▪️佐久間信盛(さくまのぶもり)
名門・佐久間宗家の嫡男です。織田信長の父・信秀に仕えたのちに若き織田信長の重臣となりました。
信秀の死後、信長派と弟の信行派に分かれて争いが発生した際、信盛は、一貫して信長に味方しました。家督争いが合戦に発展した「稲生の戦い」では奮戦し勝利に貢献。
以降、信長は、佐久間信盛を家臣団のトップ筆頭格として重用するようになり、その後も主だった戦に次々参戦して軍功を積み重ねました。
▪️安藤守就
「美濃三人衆」の一人で、斎藤氏から織田信長へと主君を替え信長の美濃制圧を決定づける「鍵」となった人物で、輝かしい功績を重ね、信長政権の重臣にまで上り詰めました。「豊臣兄弟!」の中では、小一郎(仲野太賀)の妻となった慶(吉岡里帆)の父親として描かれています。
また、ドラマでは登場しませんでしたが、守就の娘・阿古姫(得月院)は竹中半兵衛に嫁いだために舅と娘婿の関係にありました。


