東映の大泉の撮影所で1950年代後半〜1960年代にかけて制作された映画36本が、東京都阿佐ヶ谷にあるラピュタ阿佐ヶ谷で放映されることになりました。
太秦の東映京都撮影所が時代劇を送り出す一方で主に現代劇を手掛けてきた大泉の東映東京撮影所。この大泉ではヒューマンドラマに洒脱なコメディ、スタイリッシュなサスペンスや暗黒街活劇、戦争もの、歌謡映画など多様なジャンルの映画が作り出されてきました。
一挙放映が行われる「OIZUMI 東映現代劇の潮流」では多岐にわたる数々の作品の中から選りすぐりの36本が上映されます。
注目作としては今回の特集のためにニュープリントを作成した2作品が挙げられます。その2作品は、 実在した大阪の銀行強盗事件をベースに橋本忍が脚本を執筆、三國連太郎が冷酷な連続射殺魔を熱演した異色犯罪ドラマ「七つの弾丸」。そして田舎者の新米家政婦VS最恐のブルジョワ一家を巡る愛・欲望・復讐を描いたダークストーリー「悪女」。
その他、高倉健さんの初期主演作や当時の人気スター主演作も目白押しとなっています。ホームページには上映作品・スケジュールが公開されてますので是非チェックしてみてください。
「OIZUMI 東映現代劇の潮流」は2015年7月12日(日)~9月12日(土)まで、ラピュタ阿佐ヶ谷で上映されます。
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情報元: CINEMA TOPICS ONLINE