『豊臣兄弟!』バチバチの寧々×まつ、史実では大親友だった…今後、敵対から一転する「5つの理由」:2ページ目
母が育む娘・寧々の“心の土台”とは
いずれにしても、ドラマでは今のところ生母・朝日殿は登場しておらず、寧々の母はふく(森口瑤子)のみ。
「豊臣兄弟」の公式サイトでは、以下のように書かれています。
ふく:気は優しいが、どこか頼りないところのある夫を支える世話女房。
「寧々の“心の土台”を育む母・ふくという大役をいただき、身の引き締まる思いです。武家の母として、厳しく、そして温かい家族の絆をお伝えできるよう、精一杯努めてまいります。」
と演じる森口瑤子さんはコメントしています。
“心の土台を育む”とはどのような意味なのでしょう。私見ですが、ふくは、常日頃から侍女をすぐクビにする性格に呆れつつも、 “自我の強い”娘を可愛く思っているような感じがします。
まだ、ふくのキャラクターは不明。けれども、母は娘に、ただ“夫に愛される妻になれ”ではなく、「何があっても正妻としての矜持は保ち、感情をコントロールせよ」とか、大切なのは「妻として幸せになるより “生き残ること”」など、戦国で生き延びる女としての“心の土台”を育んだのかも……と思いました。
史実で伝わる、秀吉の女好き・側室の多さ・残酷さを考えるからそんな想像をしてしまうのかもしれませんが。
弟・秀長とともに豊臣政権を支えた寧々
ドラマの寧々は、気が強そうに見えて、藤吉郎の出陣に落ち込んだり、御前試合で皆が大声援を送っているのに声を出せず俯いたり。まだまだ北政所の姿は想像もできない幼さを感じます。(12歳ですものね)
秀吉は寧々と結婚した後、才能が花開き、順調に出世街道を歩んで行きます。
それとともに、寧々も、百姓の息子から足軽、武士、天下人へと駆け上がっていく男の正室・北政所への階段を登っていくのでした。
一般的に寧々(北政所)というと……
・秀吉の生母・なかを大切にする
・家臣や妻たちにも気配りをして関係の調整を行う
・一族の関係を仲良く保つために尽力する
というイメージがあります。実務の才覚・温厚な性格・冷静さを兼ね備えた弟・秀長と、内側の調整才能があった寧々という二人の存在が、豊臣政権を支え、時に暴走する秀吉のよきストッパーとなっていたのでしょう。

