文具の謎ネーミング!ボンド、ホッチキス、マジックは外来語?和製英語?名前の由来に迫る:2ページ目
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マジック
「マジックインキ」は、1953年に寺西化学工業が発売した油性マーカーの商品名です。
当時は紙にしか書けない筆記具が主流でした。
そんな中「金属・ガラス・布など何にでも書けて、すぐ乾く」という特性が「魔法のようだ」と評され、「マジックインキ」と名付けられました。
この商品名が広く普及したことで、日本では油性ペン全般を「マジック」と呼ぶようになりました。
1951年、日本の戦後復興のため、『アメリカ産業視察団』が編成され、アメリカの産業界を視察されました。そこで持ち帰られた油性マーカーをもとに、寺西化学工業の初代社長が日本で研究開発をしたい旨を申し出て、2年の歳月をかけて開発。商品の「?」マークは「不思議」という意味が込められているそうです。
▶英語圏ではマーカー、マーカーペンと表現されます。
さあこれであなたも、海外で通じそうで通じないすれ違いが多少減るかも?
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