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江戸の卵は1個140円!江戸時代の物価や人件費をリアルに現代換算するとこうなる

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人件費と比較すると…

閑話休題。ちなみに江戸時代の人件費は現在よりもだいぶ安かったようです。髪結は1回16文=320円、前述した大工の日給も1両=15万円で計算すると5,600円ほどになります。

武家の下女の賃金は年間2~3両のため、食住が保障されているものの、年収26~38万円とサラリーマンのお小遣い程度でした。

『鬼平犯科帳』では軍鶏鍋屋の五鉄がしばしば登場しますが、当時の軍鶏鍋は1枚500文で1万円でした。

現在では高級品の鰻ですが、鰻飯の場合は1杯6文=1,280円。屋台の場合は鰻1串だとかけ蕎麦と同じ16文で320円となり、江戸時代にはファストフード扱いだったことが分かります。

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参考資料:縄田一男・菅野俊輔監修『鬼平と梅安が見た江戸の闇社会』2023年、宝島社新書
画像:photoAC,Wikipedia

 

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