『べらぼう』喜多川歌麿が”結婚”の新展開 史料から謎多き妻・きよ(藤間爽子)の運命を追う:2ページ目
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歌麿の妻は複数いた?
その後、歌麿は文化3年(1806年)9月20日に世を去ります。
歌麿の妻は門人であった小川市太郎(おがわ いちたろう)と再婚、市太郎は2代目喜多川歌麿を襲名しました。
きよは寛政2年(1790年)8月26日に亡くなっているため、初代歌麿にはもう一人の妻がいたようです。
※その妻が千代女なのか、はっきりしたことは分かりません。
終わりに
今回は歌麿の妻きよについて紹介してきました。
果たして二人はどのように出会い、歌麿の画風にどのような影響があったのでしょうか。
そして激動の時代にあって、二人の運命がどのように変化していくのかも今後の見どころと言えます。
藤間爽子が演じる、きよの活躍に期待しましょう!
※参考文献:
- 考古学会 編『考古界 第6巻第9号』集成堂、1907年12月
- 日本浮世絵協会 編『原色浮世絵大百科事典 第2巻』大修館書店、1982年8月
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