【史実】織田信長は日本史初の”スナイパー忍者”に狙撃されていた!狙撃した忍者たちの結末:2ページ目
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弥左衛門、再び信長暗殺を計画
1581年には、再び伊賀で信長の視察が行われると知った弥左衛門が、仲間とともに暗殺を計画。
ふたたび鉄砲が放たれましたが、命中したのは信長の家臣たちだけで、本人にはかすりもしませんでした。
ついに密告によって正体がばれた弥左衛門は捕らえられ、激しい拷問にも口を割らず、最後には自ら命を絶ったといいます。その背後には、本願寺の僧・教如(きょうにょ)の存在があったとも伝えられています。
こうして、信長は生涯に何度も命を狙われながらも、そのすべてを奇跡のようにかわしてきました。
本能寺の変で明智光秀に討たれるまで生きのびたということは、これらの暗殺はすべて失敗だったということ。
もし、どれかひとつでも成功していたら、日本の歴史は今とはまったく違っていたかもしれませんね。
参考
- 長谷川 ヨシテル『』()
- 江宮 隆之 「魔王・織田信長を2度狙撃したスナイパー忍者【音羽の木戸】」 『歴史人』
- 「杉谷善住坊の解説~織田信長を狙撃した未だに謎多き戦国スナイパー」『戦国武将列伝Ω 武将辞典』
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