なんと「ドリア」は日本生まれだった!原型は高級ホテルの創作料理、名前の由来など誕生秘話を解説:3ページ目
「シュリンプドリア」の発展形
名前の由来は不明なものの、横浜の名門ホテルで生まれた「ドリア」が、その後日本全国で食べられるようになったのはご存じの通りです。
ワイル氏は多くの弟子たちにレシピを伝授したことから、各地のホテルやレストランに広まっていったのです。
ホテルニューグランドでは、ワイル氏が発案し、今も変わらずに味を保っている「ドリア」を楽しむことができます。
ドリアに使用するソースはベシャメルソースが基本となりますが、具材やソースの種類を変えることでさまざまなバリエーションが生まれました。
例えば、ベシャメルソースのかわりにミートソースをかければミートドリアになります。有名なサイゼリヤでミラノ風ドリアと呼ばれているアレです。
他にも、カレーソースをかければカレードリア。また具材をメインのエビから鶏肉に変えればチキンドリアになります。
地域や店によっては、ドリアのことをライスグラタンと呼ぶこともあるようです。年配の方は、こちらの名称の方が馴染みがあるという人も多いでしょう。
参考資料:
CBCMAGAZINE(CBCマガジン)
ホームメイト
ホテルニューグランド
画像:photoAC,Wikipedia
