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大河「べらぼう」鬼畜の母、地獄の過去…唐丸、毒母親との壮絶な関係を断ちついに喜多川歌麿が誕生!【前編】

大河「べらぼう」鬼畜の母、地獄の過去…唐丸、毒母親との壮絶な関係を断ちついに喜多川歌麿が誕生!【前編】

「べらぼうめ!何考えてんだ!」

ドラマ「べらぼう」一話。蔦谷重三郎(横浜流星)が、火事で燃え落ちそうな家の前で立ち尽くす少年に声をかけ、手を引っぱっていく姿を覚えている人は多いでしょう。

蔦重の幼名「唐丸」(渡邉斗翔)という名前を付けられたその子は、非常に利発で“絵の才能”があり、「将来は蔦重の片腕になること間違いなし」……と思われていたのに、過去を知る怪しい浪人を道連れに、川に身を投げ退場。視聴者の間に大衝撃が走りました。

けれども“あの唐丸が死ぬわけはない”。ロスの声とともに、「成長し絵師として登場」説が爆誕。東洲斎写楽か・喜多川歌麿か・葛飾北斎など、ネット記事でもSNSでもいろいろな説が登場して盛り上がりました。

(「べらぼう」は、「オーミーを探せ」(名前はあるものの、どこに登場しているのかわからない“尾美としのり”を探せ!)もそうですが、本当に視聴者参加型で盛り上がれるのが面白いですね)

その唐丸がとうとう満を持して再登場!第18話『歌麿よ、見徳は一炊夢』大方の予想通り、天才的な浮世絵師・喜多川歌麿(染谷将太)だったのでした。

「お前を当代一の絵師にする」……蔦重が第5回『蔦に唐丸因果の蔓』で、唐丸相手に語った“夢”。ようやくこの“夢”のような約束を果たすときが来たようです。

今回は、誰もが想像もしていなかった唐丸の壮絶な過去・鬼という表現が生ぬるく感じるほどの毒母親の存在・蔦重の唐丸への想い……など、いろいろと考察していきたいと思います。

2ページ目 蔦重に息づいている「朝顔姉さんイズム」

 

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