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【史実】北川豊章とは何者?誰袖花魁の未来、将軍家の緊急事態…大河『べらぼう』放送内容の解説と考察

【史実】北川豊章とは何者?誰袖花魁の未来、将軍家の緊急事態…大河『べらぼう』放送内容の解説と考察:4ページ目

謎の絵師・北川豊章とは何者?

勝川春章と礒田湖龍斎の画風を巧みに操る謎の絵師・北川豊章。彼は後に喜多川歌麿(きたがわ うたまろ)として活躍します。

その生年や出身地などについては謎が多く、放蕩三昧の末に蔦重の元へ転がり込みました。

本作OPにも使われている『画本虫撰(えほんむしえらみ)』はじめ多くの作品を世に描き出し、美しさだけでなく生々しい汚濁も織り交ぜた肉感的な作風が高く評価されています。

果たして彼はかつて姿を消した唐丸なのでしょうか。にしては少し年齢が近すぎる気がしないでもありません。

※通説では蔦重と3歳くらいしか離れていないのに、蔦重がとっくに成人した第1回放送時点で子供姿をしているのは不自然です。

果たして北川豊章が唐丸なのか、それとも別の絵師となっているのか、今後も注目していきましょう。

大河ドラマ『べらぼう』蔦重が絵の才能に惚れた少年唐丸!正体はあの有名浮世絵師!?【前編】

NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の第5回「蔦に唐丸因果の蔓」は、ファンの多い少年唐丸(渡邉斗翔/わたなべとわ)に大きな動きがあり、ネットニュースやSNSでも話題となっています。「…

第18回放送「歌麿よ、見徳(みるがとく)は一炊夢(いっすいのゆめ)」

蔦重(横浜流星)は北川豊章(加藤虎ノ介)の長屋を訪ねると、捨吉(染谷将太)と名乗る男に出会う。その頃、朋誠堂喜三二(尾美としのり)の筆が止まる事態が起こり…

※NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより。

北川豊章の存在がどうしても気になり、会いに行ってみた蔦重。そこには捨吉という男がいました。この捨吉が(行方不明後、名前を変えた)唐丸なのかも知れませんね。

いっぽう麻阿先生こと朋誠堂喜三二は何があったか筆が止まってしまったようで、一体何があったのでしょうか。

新章から多方向へと物語が展開していくNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」、これからも楽しみにしています!

 

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