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お城の”松の木”は食用!?戦国時代、武士たちは何を食べていた?籠城戦のため備蓄していたものとは?

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籠城戦の食糧事情

ちなみに、戦闘が長引くと兵士の疲労を考慮して水を多めにし、ご飯をやわらかく炊きました。こうしてお腹を壊さないように用心していたと言われています。

一方、籠城戦になると、敵地に攻め込んだ軍は盛んに青田刈りを行いました。

青田を刈ってしまえば、籠城中の敵軍は新たな米を補給できなくなります。青田刈りは、敵を城からおびき出す作戦としても有効な戦術だったのです。

ただし、米が尽きても、籠城する兵士たちは草や木の実はもちろん、根や葉まで何でも食べ、抵抗を続けることが多かったようです。

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城の周囲に松林が多いのもそのためで、松ぼっくりや松の根は、アク抜きをすれば、いざというとき食べられますし実は栄養価も高いのです。

決して景観のために松が植えられたわけではありません。

参考資料:歴史の謎研究会『舞台裏から歴史を読む雑学で日本全史』2022年、株式会社青春出版社画像:photoAC

 

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