江戸時代のなぞなぞは超絶的な難易度!当時のことば遊び「判じ絵」で脳トレだ!
江戸時代では絵を見て何があらわされているのかを当てるなぞなぞが流行した時期がありました。そのなぞなぞは「判じ絵」と呼ばれ、判じ絵は当時の浮世絵師が絵を担当していたものが多いです。
ことば遊びの有名どころでは「鎌(かま)」と「○」と「ぬ」を合わせて「かまわぬ」と読ませる…というのがありますが、判じ絵とはあのようなものです。
で、実際に当時の判じ絵作品を見てみるとこれがまた「なぞなぞ」という枠を超えた非常に難易度の高いものが多いのです。今回は当時の判じ絵を幾つかご紹介。筆者もまだまだ全てを解読できたわけではありませんが、みんなで解き明かしてみましょう。
こちらは東海道五十三次の判じ絵。絵から当時の宿場を当ててみましょう
これらの2つの判じ絵は二代目歌川広重(歌川重宣)によるもの。江戸の名所が表されています。
こちらは「一隣斎よし廉」の判じ絵。子どもの遊びやおもちゃが表されています。
どうでしたか?予想をはるかに超える難易度。当時の言葉使いと今の言葉使いには違いがあるので全て正解するのは至難の技ですよね。
当時はこの判じ絵と一緒に答え合わせ用紙は添付されていたのでしょうか?当時の判じ絵の作品はとても多く見かけるのですが、答えが書かれた当時の資料をまったく見ないので不思議です。答え合わせ用紙が添付されていなかったとしたらかなりドSな仕様ですよね。この辺の詳しい情報、お待ちしています。
判じ絵をスマホに保存して時間の空いた時にでもぜひチャレンジしてみてください!