その生き様まさに不屈!一族滅亡寸前の中で生き残った戦国武将・長連龍の復讐と一族再興までの道のり:3ページ目
長家を現代まで続く一族まで再興を果たす
数々の戦いを経て慶長11年(1605)に家督を嫡男の好連(よしつら)に譲るも慶長16年(1611)に30歳で病死。
次男の連頼(つらより)はまだ6歳だったため、再び連龍が当主となります。
この後に起こった大坂の陣にも70歳の高齢でありながら出陣し、その功績が認められ加増を受けました。
最終的に3万3000石を有するまでに出世した連龍は、元和5年に74歳で死去。家督は次男の連頼が受け継ぎ、以降は加賀前田家の家老として存続し、現代まで続く一族になるまで再興を果たしました。
参考文献:杉畠啓文作,チハラアケミ画(2024)『マンガふるさとの偉人:不屈の武将 長連龍』東四栁史明監修,石川県穴水町発行
