【光る君へ】美的センスはいまいち?紫式部の義弟・藤原信経とはどんな人物だったのか?:2ページ目
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藤原信経・略年表
- 安和2年(969年)1歳
藤原為長の子として誕生 - 長徳元年(995年)27歳
1月11日 六位蔵人となる。右兵衛尉として見える(これ以前からなっている)。 - 長徳2年(996年)28歳
1月25日 兵部丞となる。
5月3日 作物所別当を兼任する。 - 長徳3年(997年)29歳
1月28日 式部丞となる。 - 長徳4年(998年)30歳
1月7日 従五位下に叙せられる。
1月25日 河内権守となる。 - 寛弘6年(1009年)41歳
10月15日 越後守として見える。 - 寛弘8年(1011年)43歳
12月18日 前越後守として見える(越後守を辞している)。 - 長和2年(1013年)45歳
4月15日 内蔵権頭となる。 - 長和3年(1014年) 46歳
6月17日 越後守となる。 - 没年不詳
藤原信経・基本データ
生没:安和2年(969年)生~没年不詳
両親:藤原為長/母親不詳
兄弟:不詳
妻妾:藤原為時三女
子女:藤原行宗、藤原則経
位階:従五位下
官職:越後守
終わりに
今回は紫式部の従兄であり義弟でもあった藤原信経について、その生涯をたどってきました。
有能だけどセンスはいまいち?何だか憎めないキャラみたいですね。
藤原為時と越後守を交替する場面があれば、NHK大河ドラマ「光る君へ」にも登場チャンスがあるかも知れません。
もし登場したら誰がキャスティングされるのかも、楽しみに想像を膨らませましょう!
※参考文献:
- 谷口広樹『ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 枕草子』角川ソフィア文庫、2001年7月
- 角田文衛『紫式部とその時代』角川書店、2007年4月
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