あまりにも壮絶すぎる…13歳の実娘が切腹の介錯をした戦国武将・黒木家永の波乱に満ちた生涯:3ページ目
介錯した実娘は生け捕りに
家永の切腹での介錯は、13歳の実娘が行ったと言われています。
家永の娘は父の介錯を終えると、持っていた刀で敵兵を1人斬り捨て、刀と家永の首を2階より大友軍へ投げました。
その後は生け捕りにされ、高良大社の麟圭の元へ送られた後、鍋島直茂の家臣・大木兵部輔の妻となりました。
なお、家永の死に関しては切腹する前に降伏し、その後謀反の疑いありとして謀殺された説があります。
参考:楠戸義昭『戦国武将の本当にあった怖い話 』2013年、三笠書房