黒木華が演じる「源倫子」夫・藤原道長をサポートしなんと90歳まで生きる【光る君へ】:2ページ目
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婚姻は緊張関係の緩和にもつながる
源倫子と藤原道長の婚姻関係は、政治的なライバルであったお互いの父たちの緊張関係の緩和にもつながりました。土御門邸などの源雅信の財産を受け継いだ道長は、しっかりとした財政基盤を築いていきます。
穏やかな妻として夫を支え、90歳まで生きる
源倫子は、穏やかな性格だったと考えられています。『栄花物語』には、道長が他に妻をもうけた際の倫子の様子について
「つらいお気持ちながらも、とても気性の穏やかな方なので、おっとりとなさっている」
と書かれています。また、紫式部の日記にも、源倫子のおちゃめな様子が書かれています。
また、彼女は当時としてはめずらしく、90歳まで生きています。
いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも日本文化や歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
トップ画像(左):NHK大河ドラマ「光る君へ」公式サイトより
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