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「ワイロは渡しますから……」万葉集の歌人・湯原王が神様にした、まさかのお願いごととは?

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この歌の作者は……

こんなロマンチックな歌を詠んだのは、湯原王(ゆはらおう/ゆはらのおおきみ)です。奈良時代の貴族・歌人であり、志貴皇子の子・天智天皇の孫でした。

なお、上記の歌は彼が女性目線で詠んだとも言われています(前後の歌から、男性同士の歌とも考えられています)。

ちなみに湯原王は、万葉集に他にも歌が収められています。例えば、妻を持っていた湯原王が若い女性にアプローチしているというもの。万葉集から、奈良時代のさまざまな恋愛の形が見て取れますね。

いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも日本文化や歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。

 

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