銘仙を通しアンティーク着物の魅力を再発見「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり」展開催
東京都文京区にある「弥生美術館」にて、アンティーク着物ブームの牽引役として登場した「銘仙(めいせん)」にスポットを当てた展覧会『アンティーク着物の魅力再発見! 「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり」展』が開催されます。
大正から昭和初期に女学生を中心に大流行した着物「銘仙」ですが、現代の着物にはない斬新な色柄が多く、胸ときめきわくわくさせられます。
本展では、銘仙蒐集家・研究家である桐生正子氏の約600点のコレクションから選び抜いた約40点の銘仙を紹介。着物スタイリストの大野らふ氏のコーディネートで届けられます。
100年前の女学生文化は新しいことの連続、ささやかな闘いの歴史。伝統的な日本の価値観に西洋の文化や考え方が流入してきた時代。そんな過渡期に生まれた若い女性たちのカルチャーを、銘仙を通して感じてみてはいかがでしょうか?
アンティーク着物の魅力再発見! 「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり」展は、2023年9月30日(土)~12月24日(日)の期間、弥生美術館で開催されます。併設されている竹久夢二美術館と2館併せて観覧可能。