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「日本のソーセージの父」大木市蔵って知ってる?ソーセージ作りに捧げた人生をたどる

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震災を経て「ソーセージの父」へ

また、関東大震災や第二次世界大戦で横浜の工場や店舗は壊滅的な被害を受けてしまいます。そのため大木は故郷の千葉県横芝光町に戻り、1946年に大木ハム千葉工場を設立しました。

そして大木は、安全で美味しいハム・ソーセージを広めるために全国各地で食肉加工講習会や技術指導を行いました。また東京帝国大学や東京農業大学で講師を務めたり、ハム・ソーセージの日本農林規格(JAS)の制定に携わったりしています。

多くの弟子を育てて「日本のソーセージの父」と称されるようになった大木は、1973年には勲五等双光旭日章に叙されました。

彼の設立した会社は、株式会社千葉大木ハムという名前で現在も残っています。

同社は大木の遺した本物の手作りの味を守り続けており、新鮮な千葉県産豚肉を使用し、増量剤や化学調味料などを一切使わず、塩と香辛料で味付けしたソーセージを販売しています。

また同社は「ソーセージの日」の認定「ソーセージの父大木市蔵WEB記念館」の運営などを通じて、大木市蔵の業績や精神を伝える活動も行っています。

参考資料
+雑学
大木市蔵WEB記念館
日本ハム・ソーセージ工業協同組合
ダイヤモンド・オンライン
まるごとe! ちば

 

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